人生を狂わせた話

ジェットコースターで気を失った話

少し前の話なのだが、ディズニーランドに行って来た。テーマパークと言うモノが昔から苦手で、行けるからと言って、よっしゃー!とはならない。それは何故か?ジェットコースター的な乗り物が超が付くほど恐いからだ。ベタな理由だが苦手なものは苦手で、この年齢になってもどうも克服はできない。頂点に向かう時のあのカタカタカタカタなんてのはただただ恐怖だし。それどころか自分の順番が来るのを待つあの時間なんてとにかく気が気ではない。絵に描いたようにビビるので無理矢理連れていった相手は楽しくて仕方がないだろう。

 

で、今回僕はタワーオブテラーに乗ったのだが、皆さんご存知だろうか?「お前たち、私は行くんじゃないと忠告したはずだ、後悔する事になるぞ!」的なセリフが伝えられ、呪われた置物が動き回って、エレベーターを故障させ僕たちの乗るエレベーターが落下してしまうと言うような感じの演出なのだが。怖くてうる覚え。最初は僕の怖がりを面白がっていたが、乗る順番が近づくにつれて僕はいよいよ無言になっていき、その怖がりの異常さに、やっぱり辞めようか、ここから出してもらおうか?とマジで心配される事態になっていた。僕もさすがに乗る寸前に辞めますとは恥ずかしくて言えずに、無言で顔を横に振り、めちゃくちゃ嫌やけど、何とか生きてるから大丈夫、と死んだ目で前に進んだ。

 

で、いよいよ僕たちの順番になったのだが、気持ちがピークに達したのか、最中をあまり覚えていないのである。気がつけば終わっていて、そこに残ったのは尋常じゃない心拍数で手足が小刻みに震えている35歳の男であった。で、終わった僕はもちろんハイになり、楽勝でした!と言わんばかりにイキリ出し、もう一回行っとく?と冗談を言ったりしていたが、出来上がった写真を見て、こいつ本気で気を失ってるやんとなった。

 

それがこちら

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で、楽しめている人たちはこちら

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同じ乗り物ですよね?となるくらいで、僕は後、何回乗ったら楽しめるくらいになるのだろうか?

 

とは言うものの、いつまで経っても克服できないんだろうな〜あ〜やだやだ。